ことば探し
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出典名: なんにでも「ありがとう」
おすすめ度: ★★★★☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 「幸せの歯車」を回す言葉の花束 
著者: 迫 登茂子 
訳者:  
出版社: 講談社 (2003/11)  
 
本の内容: 教員生活を終え、寺子屋塾、民生委員などを努め、その後ある日、
何かにとりつかれたように詩や言葉を書くようになり、「愛」と
いう小冊子を発行するようになった著者が、言葉の持つ力を日々
の出来事の中から語りかけ、教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「言葉のいうものは、本当に人を変えてくれる不思議な力を持っ
 ています。また現在、高齢化社会や子供の犯罪など、日本は
 いろいろな問題を抱えています。
 でも、これを社会や時代のせいにしているだけではダメだと
 思うのですね。
 私はやはり、最後は人と人の心、「こころ・こころ」だと思う
 のです。歳を重ねたお年寄りには生活の知恵が身に付いている
 し、また無邪気な子供達は、時に天才的な発想をすることが
 あります。
 それこそ世代を超えて、それぞれの良さを持ち寄り、「共存」
 してほしいと思うのです」


例えば、こんなことが書かれています。
  1.扉を叩け、開けば受ける器はある
    ・機が熟せばすべて解決する
    ・ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
  2.なか休み、ほね休み
    ・なんにでも「いいじゃないの」
    ・良きものの知恵は、良き実を結ぶ
  3.「ありがとう」の花びらを、朝な夕なに
    ・無財の七施
    ・託児所ではなく、「託老所」を!
  4.励ます友のあるもの幸いなり
    ・いい風に吹かれていると優しくなれる
    ・心が満たされれば幸せこの上なし
  5.喜びが喜びを連れてくる
    ・人は理想を失う時に老いる
    ・「生きる」ということよりも「生ききる」を目指す


味わいのある、やさしいお話がゆったりと書かれていて、読み
やすいので、じっくりと読まれてみるといいと思います。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
自分が忙しい時は「急げ」と子を叱る ゆったりしている時は「落ち着きがない」と叱る 家で「大声は、 自分が子供だとして、こんなふうに言われたら… やっぱりとても混乱す 2009-11-23

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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