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出典名: | 愛することは許されること |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 聖書からの贈りもの | ||
著者: | 渡辺和子 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHP研究所 (1999/12) | ||
本の内容: | ナミュール・ノ-トルダム修道女会シスターの著者が、解説では なくて、よりよく生きていくための知識として、聖書からの導きを 教えてくれる本。著者の生い立ちや考え方、率直な想いなども書か れていて、わかりやすく身近に聖書を感じられます。 また、著者本人が、浄土真宗の家の生まれ、神仏も学びつつ、キリ スト教シスターとなられているので宗教という概念がとても幅広く いろいろな角度から「信心」について知ることができます。 たとえば、私は「祈りについて」、こんな考え方もあるのか… と、気づきを得ました。(一部まとめています) 著者は、卒業生から、こんな手紙を受け取ったそうです。 「祈り続けたら、その祈りは必ず神さまに届くので しょうか。私は、今、とても切なく辛いのです」 この卒業生に、著者は、こう返事をします。 「祈り続けたならば、必ずその祈りは神さまに届くと思います。 でも“届く”ということは、必ずしも、願ったことが “叶えられる”ということではありません」 そして、こう返事をしながら「祈る」ということを考え、そして 「祈る」ことについてこう言っています。 「天の父は、人間が願ったことをそのまま叶えることをもって、 ご自分の、その人に対する愛のあかしとはなさらないようなの です。 なぜといって、私たちはいつも“欲しいもの”を願っている からであり、神が私たちに叶えてくださるものは、 “必要なもの”だからだと思います」 こんなお話が、聖書からの引用・事例などを通して、書かれていて 深く心に残ります。宗教的に抵抗がある方にはおすすめしませんが 本全体を通していえることは、前向きに生きる姿勢であるように 私には感じられました。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
みなさんが誕生日のパーティにどこかに招かれていらした時に、 その日お誕生日をお迎えになった方を、そ | 私は、特別な宗教に入ってはいませんが、 今日の渡辺さんのことばは、 | 2009-12-24 |
私たちは誰1人として、 この世に自分から望んで生まれてきた人はいません。 ということは、とりも直 | 「あなたは生きていていいのだ」 このことばの持つ響き、意味をどう感 | 2009-11-20 |
ある家庭での朝の出来事です。 学校に急いで出掛けようとしていた中学生の男の子が、 床の上に置いて | 誰かの不注意な心ない一言に、メールに、 周りの誰かが、あるいは自分 | 2009-11-02 |
私は、苦しい時には、しっかり苦しんだらいいと思っています。 「この苦しみも、神様の思し召し、愛され | 著者は、闇についてこんなことも言っています。 「私は、新しい一日が | 2009-10-22 |