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出典名: | リップハビット |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | セルフ・自分を見直す | ||
副題: | あなたを変える魔法の「口ぐせ」 | ||
著者: | シャド ヘルムステッター | ||
訳者: | シャド ヘルムステッター | ||
出版社: | きこ書房 (2003/08) | ||
本の内容: | セルフトーク研究家、心理学者の著者が、自分を高める積極思考、 具体的なアファーメーションなどを教えてくれる本。 この本によれば、積極思考が身に付かない、長続きしないのは、 以下の理由によるということです。 「例えば“頭の中のアパート”をイメージしてみてください。 あなたは、そこで思考とともに暮らしています。自分について 考えることや、それを表現する語彙(ごい)のすべては、 家具として備え付けられています。 それらの家具のほとんどは、両親、友人、教師などからお下がり でもらい受けた、古くて消極的な思考です。 あなたの潜在意識には、彼らが使い古した家具が、しっかりと 備えつけられています。 (そしてこれらの家具は、時とともに老朽化していきます) さて、私があなたの家、つまり、あなたの頭の中のアパートに やってきて、古い家具を処分しようと言い出します。まず、 家具を1つ残らず部屋から運び出してガレージに入れます。 あらゆる古い消極的な思い込みを運び出し、見えないところに しまい込んでしまおうというわけです。 作業が終わり、私が帰ったところであなたはアパートの内部を ぐるりと見回します。空っぽになったアパートの中でしばらく 時を過ごしたあなたは、それからどうするでしょうか? きっとガレージに行って、椅子を取り出すでしょう。 しばらくしてまたガレージに行き、今度はテーブルを、 ついでに皿も1~2枚、取り出すでしょう。 慣れ親しんだ思考パターンは、心地よいものです。 その思考が最善か否かは問題ではありません。 単純に、安心できます。 気がつけば、ガレージから運び出した家具で再び部屋はいっぱい になっています。 なぜ、そんなことになるのでしょう。 それは、私があなたのアパートから古い家具を運び出したときに 代わりの家具を与えなかったからです。 古い消極的思考に代わる積極思考を授けなかったからなのです。 消極思考をやめようと決心しても、その代わりになる積極的な 語彙がなければ、また過去のように消極的な言葉で自分に語り かけ始めてしまいます。(略) これまでの積極的思考の問題点は、ここにありました。 置き換えるべき新しい言葉を、誰も示していなかったのです」 ということで、置き換えるべき新しい言葉を教えてくれます。 積極思考を継続させるには、最初に古い考え方、言葉をいったん すっきりと処分し空っぽにし、その後で、新しい考え方言葉を 入れていくことが大切だということです。 新しい考え方、言葉になじむには時間がかかると思いますが、 まずは受け入れ、焦らずゆっくり、なじむまでやり続けると いう気持ちも大切なようです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
自分の人生を一夜にして変えようなどと思ってはいけません。 小さな習慣から始めてみましょう。 | 自分が変わろうとする時、一気に変えたくなる。 何かを変える時も、一 | 2009-09-01 |