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出典名: 勉学術
おすすめ度: ★★★☆☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 独学でここまでできる!大人のための独学の秘訣 
著者: 白取 春彦  
訳者:  
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2006/12/30)  
 
本の内容: 哲学、宗教、文学者の著者が、学習することでなく、生涯に渡って
「独学」することをすすめ、その仕方や基本を教えてくれる本。

著者は、「独学」についてこう言っています。
「学習は「まねび」で、歳端もいかない子どもがするもの、何も
 知らない者がとりかかる最初の数歩のことだ。
 そこをすでに超えている大人がするものが独学である。
 つまりLEARN(ラーン)ではなく、STADY(スタディ)だという
 ことだ。(スタディは「究める」という意味)
 独学の独とは孤独という意味ではなく、特定の師を持たないと
 いうことだ。特定の師は持たない、しかし、多くの師を持つ。
 しかも、そのへんの中途半端な教師を師とするのではなく、
 本物の最高レベルの師を持つのが独学である。
 具体的にいうと、最高レベルの書物を師とするわけである」

ということで、たった今から、すぐに独学はとりかかることが
できると言っています。

例えば、こんな独学方法が書かれています。
 1.勉学は独学にかぎる
   ・疑問から知識がはじまる
   ・情報と知識は違う
 2.難解な本を読むコツ
   ・難しそうな本と遊ぶ
   ・ランダムに読む
 3.教養を身につける
   ・教養とは何か
   ・宗教書を必ずかじっておく
 4.外国語の独学法
   ・読むことが第一
   ・その外国語の論理パターンを理解する
 5.考える技術・調べる技術
   ・あらゆる論はすべて仮説にすぎない
   ・考え方を観察する


独学をしたい方におすすめの一冊ですが、かなり押しつけ
部分もあるので、好き嫌いがあるかもしれません。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
大人が難しそうな本や古典を手にしないのは、 臆病な気持ちがどこかにあるからだ。 また、そんなもの 今得なこと、役立つことが、これからもそうだとは限らない。 逆に今得 2009-10-28
人間の書いた書物は、その内容を頭から信じるための 金科玉条として存在しているのではない。 そこか 何でもそうだと思うが、結論や結果だけをみて、 「ああ、こういうこと 2009-07-10

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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