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出典名: | あきらめ力 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 「あきらめた」とき、新しい人生が開ける | ||
著者: | 斎藤 茂太 | ||
訳者: | |||
出版社: | 新講社 (2005/05) | ||
本の内容: | 精神医学博士であり、悩める現代人に多くのメッセージを与えて くれる著者が、心にやすらぎをもたらし、自分らしく生きていく 方法のひとつとして、あきらめる力について教えてくれる本。 人がなぜ《適切な時期にあきらめることができないか》その心の 奥に、こんな想いがあるからではないか、ということです。 ■いまここであきらめてしまったら、ここまで積み重ねてきた 努力はどうなるのか。せっかく苦労してきたことを、ここで 「水の泡」にするなんて、そんなもったいないことは絶対に できない。 ■あきらめるなんて、それは弱い人間がやることだ。 自分は強い人間だ。これまでにもさまざまな困難を乗り越えて きた。そんな自分がこのくらいのことで、あきらめてしまう なんて、とんでもない。プライドが許さない。 ■あきらめるなんて簡単なこと。あきらめようと思えば、いつ でもあきらめることができるじゃないか。だったら、いま、 あきらめなくてもいい。もう少しがんばっていれば状況が 一変して、いい結果がでるかもしれないじゃないか。 しかし、著者は、あきらめることは、 「「簡単なこと」でもなければ「いつでもできる」ものでもない。 あきらめることは「弱い人間がやること」でもなければ「いまま での努力が水の泡になる」ことでもない」 と言っています。 あきらめないことも大事だけれど、あきらめることも大事だと、 それを見極める知恵や、あきらめることの効用をいろいろな角度 から教えてくれるいい本です。 読みやすい本なので、すんなりと読めると思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
あきらめても、 楽しみがなくなるわけではない。(略) 人の生き方は、いく通りもある。 ひと | 人の幸せだっていく通りもあるし、 生き方もいく通りもある。 楽しみ方 | 2009-07-14 |
がんばれば、疲れる。これは当たり前のことだ。 その「疲れたとき」に「がんばるぞ」と、むりやり自分の | この本では、こうも言っている。 「あきらめた地点で、すべてが終わる | 2009-05-12 |
あきらめたほうがいいのだが「あきらめきれない」 というときがある。おそらくはあきらめることで、 | 「あきらめる」ことをいつの時点でやるか… これは大きな頭の痛い問題 | 2009-05-11 |