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出典名: | 奇跡のリンゴ |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | エッセイ・ノンフィクション | ||
副題: | 「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 | ||
著者: | 石川 拓治 | ||
訳者: | |||
出版社: | 幻冬舎 (2008/07) | ||
本の内容: | この木村秋則さんの作ったリンゴは、無農薬栽培で、長く腐らず、 この本に紹介されていた逸話によると、 「通常2つに割ったりんごは、切ったまま置いておくと、すぐに 茶色に変色し、やがては腐るのだが、木村さんのりんごは 腐ることなく、まるで「枯れた」ように小さくしぼんでいて、 赤い色をほのかに残したまま、お菓子のような甘い香りを 放っていた」とか。 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」(2006年1月)で、 紹介されて以来、大反響のりんごとなったようです。 木村さんの畑には、雑草が生い茂り、多くの虫がいて、カエルが 卵を産み、鳥がさえずる、ほんとうに気持ちがいい場所で、この 畑から収穫されるリンゴは、まさに「樹の実」と呼ぶのがふさわ しいほど、野性味あふれ、食べ応えのあるリンゴだそうです。 私は、よく知らなかったのですが、リンゴの無農薬、肥料なしは、 100%不可能といわれているほど難しいものなのでそうです。 それを、この木村秋則さんは、8年にも及ぶ試行錯誤の末にやり 遂げたのです。そんな木村さんの壮絶なる8年の闘いの記録が この本です。 木村さんのことばがとてもいいです。 「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。 周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。 人間もそうなんだよ。 人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると 思っている」 この本のもっと詳しい内容は、ぼちぼち日記でも紹介している ので、こちらも読んでみてください。↓ 「奇跡のリンゴ」 じっくりと読んでみることをおすすめしたい本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
この無農薬栽培を続けてきて、木村が発見したことがある。 それは、肥料というものは、それが化学肥料で | 今年の初め頃、湿疹が出来てそれがなかなか治らなかった。 そして、そ | 2009-04-10 |
「バカになるって、やってみればわかると思うけど、 そんなに簡単なことではないんだよ。 だけど | ひとつのものに狂うこと… ことばを変えれば、のめり込むことでもある | 2009-03-11 |