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出典名: | 松下幸之助 運をひらく言葉 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | マイナスをプラスに変える | ||
著者: | 谷口 全平 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHP研究所 (1998/06) | ||
本の内容: | 日本の代表的な経営者松下幸之助氏の生き方、言葉を身近で見聞き してきた著者が、氏のマイナスをプラスに変えるものの見方、考え 方を教えてくれる本。 幸之助氏は、 ・父親が米相場で失敗し家が没落 ・9歳で大阪船場の商家に奉公 ・15歳で大阪電灯株式会社に就職 ・20歳のころに肺尖カタルにかかる ・父母や7人いた兄や姉を次々となくし、26歳で天涯孤独 という状況で、大正6年、大阪電灯を辞め、独立して事業を始め ました。そのときはお金も、知識も、身よりもなく、健康もすぐ れない状況だったそうです。 このようなマイナス状況にあったため、見方を変え、考え方を変え 一見マイナスと考えられることを、プラスに変えていったと言うの です。 そして、 ◎人の意見に耳を傾け、よく話を聞き、実行し、結果を反省し また実行していくこと ◎ものごとをわかりやすく誰にでもわかるように説明すること ◎むずかしく考えず、できるだけやさしく考えること ◎策を弄せず、1のものは1とみるようにする という素直な心で、物事をすすめていったということです。 例えば、こんなことが書かれています。 □運命を生かす言葉 ・雨が降れば傘をさす □力を高める言葉 ・節がなければ強くなれない □困難を乗り越える言葉 ・困っても困らない □心を新たにする言葉 ・人間本然主義の立場に立つ □人間関係をひらく言葉 ・みんなに愛されることですな □「金」と「人」を生かす言葉 ・金を儲けるより使う方がむずかしい とてもシンプルだけど、なるほどそうか、と思うような生きた知恵 がたくさん書かれている本で、勉強になる本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
熱意がものを生み出す “なんとしても2階に上がりたい” という熱意があれば、ハシゴというもの | 生前、松下幸之助さんがいちばん大事にしていたものは、 “熱意”だと | 2009-05-13 |