ことば探し
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出典名: こころのチキンスープ〈11〉 動物たちの贈りもの
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 癒し系
副題:  
著者: ジャック キャンフィールド , マーティ ベッカー , マーク・ビクター ハンセン , キャロル クライン  
訳者: 福岡 佐智子 
出版社: ダイヤモンド社 (2000/05)  
 
本の内容: 「こころのチキンスープシリーズ11」で、動物との関わり合いの
感動のお話がいっぱいです。
動物たちだけでなくて、動物たちと関わり合う人間たちのすばら
しさも伝わってくる本で、あたたかい気持になれます。


例えば、こんな話が書かれています。
酒場で飲んでいるときに見つけた、みじめな犬との出会いとの話。

「おれは雇い主からトラックを借り、ぐったりしている雑種犬を
 運転台に乗せて近くの獣医に連れて行った。診察した後、
 獣医は「あなたの犬ですか」と尋ねた。
 「いや、ただの野良犬です」
 「ジステンバーになりかかっていますね」
 と、獣医は悲しそうに言った。
 「帰る家がないとすると、1番親切な方法はこの苦しみから
  永久に救ってやることでしょう」
 おれは犬の肩に片手を置いた。疥癬にかかった尻尾が、ステン
 レスの診察台を弱々しく叩いた。
 大きなため息をついて、おれは言った。
 「帰る家ならあります」

 その犬は、おれもシェップと呼んでいた。おれのアパートで
 横になったまま2日と3晩を過ごした。(略)
 3日目の午前10時に、電話技師が来るのでおれはアパートに
 戻った。おれが玄関に足を踏み入れたとたん、全身に嬉しさを
 みなぎらせた犬が飛びついてきて、危うく押し倒されそうに
 なった。シェップが回復したのだ。

 死にかかっていた、疥癬だらけの犬は、やがてがっしりとした
 胸のふさふさと輝く毛並みをもった、体重38キロの筋肉質の
 犬に成長した。おれが寂しいとき、落ち込んでしまったときに、
 荒々しい親愛の情を示してくれることで、シェップはどれだけ
 恩返しをしてくれたことか」


私は感動のあまり何度も泣いてしまいました。そして、一気に読み
終えてしまいました。
動物好きの方には、おすすめの一冊です。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
ぼくは、大きく息を吸って「父さん」と切り出した。 「ぼくは、医学の道には進めないと思うんだ」 父 これは、3代医者の家系に生まれついた少年が、自分は 「医者には向い 2008-03-15

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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