ことば探し
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出典名: 「自分の考え」整理法
おすすめ度: ★★★☆☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 考え方・ノウハウもの
副題: 頭を軽快にする実践哲学講座  
著者: 鷲田 小彌太  
訳者:  
出版社: PHP研究所 (1996/08)  
 
本の内容: 「哲学こそ森羅万象を対象とする雑学=好奇心=教養学である」と
訴えている哲学者の著者が、このスピードの時代に、それに
即応した思考のスピードをどう身につけるか、しかも実用に適した
思考法を教えてくれます。

著者は、思考法についてこう言っています。
「思考で大切なのは、深く考えたり、1番厳密な、絶対間違わない
 絶対正しいという解答を出すことではありません。
 まず間違わない解答を出す。ないしは、間違っても、大きな
 方向を誤らないことです」


そのためには、「3分割、3角形」で考えるといいそうです。
例えば、
 ●「正-反-合」
  正-もっとも単純な命題をたてる
  反-それに対して、対立する命題をたてる
  合-最後にその2つの対立する命題をより高いところで総合
    する命題をたてる
 ●「3人で話をしている」と考える
  3人で話すと、かならず対立点が出てくるが、それを納得
  させることを考える。これをすることによって、他の人を
  説得するための訓練となる  
 ●「古代・中世・近代」(過去、現代、未来)と分けて考える。
  時間系列を追って考える。過去はこうだ、しかし、今はこうで
  未来はこうなる、というような。
 ●「一等、二等、三等」クラス(階級)で分けて考える
  二等クラスの考え方(この層が1番厚いので)を説得できる
  ことも考える


少しわかりづらいので、興味ある方は一読ください。
じっくりと読んでみてください。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「難問」というのは、 いつも解決した「前例」に学ぶしかないんです。 でも、「難問」に立ち向かう場 安易に誰かに難問や問題解決の教えをこう前に、 難問だから、とあきら 2008-12-04
立派な家を建てるためには、むろん、 立派なプランが必要です。 しかし、そのプランを実行するために これは、結果も大事だが、 プロセスや現実と目標までの間の過ごし方も 2008-03-10
難問の前に立つと、身がすくみますね。 しかし、同時に、なにくそ、 というファイトが湧くのも事実で 確かに、何か起こらなければ、 真剣に考えることはないように思う。 人 2008-02-17

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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