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出典名: | 人から「求められる人」の共通点 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | なぜ、この人は人の心を引きつけるのか | ||
著者: | 斎藤 茂太 | ||
訳者: | |||
出版社: | 新講社 (2000/05) | ||
本の内容: | 精神科医の著者が「人から求められる人」とはどんな人かを教えて くれます。また求められる人になるには、どうしたらいいかも、こ の本を読むとわかると思います。 著者は、求められる人をこんなふうに言っています。 「人から求められる人、人から頼りにされる人、あるいは人から歓 迎される人は、何か特別なものをもった人だろうか。 私の見るところ、こういう人こそ、きわめて平凡な人、普通の常 識人という印象を受ける。ここでいう、平凡な人というのは陳腐 で退屈な人、というわけではない。 あたりまえのように生きている人、平凡な人というのが、じつは なかなかの人物なのだ。常識的な感覚をいつも持って生きられる 人は強靱な人なのだ。(略) つまり、平凡で常識的な考え方や行動というのは、正道なのだ。 誰もが心安らかに通れる道、その道を歩いてさえいれば大きな間 違いやトラブルの生じない道だ。 しかし、人は往々にして、利のありそうな横道や楽しそうな近道 に自ら迷い込む。だからこそ、常に変わらず「平凡・常識」とい う正道を行く人に、人は信頼すべき非凡さを見出すのではないだ ろうか。」 例えば、こんなことが書かれています。 ○さりげないサービスの人 ○心のマナーがわかる人 ○聞いてくれる人 ○人の好い人 ○楽観的な人 ○自分を抑えられる人 ○自分を信じる人 ○見ていてくれる人 とてもいい本だと思います。人間関係の中で何か必要とされている か、何が大切なのか、わかりやすく書かれています。おすすめの一 冊です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
どんなにすばらしい生活環境も、それが日常となれば、 必ずしも「すばらしい生活環境」とは思えなくなる | 日常に「新鮮味」… これは、とても大事なことのように思う。 最初は | 2007-09-23 |
善意からの親切やサービスは、 それを相手が望んでいるときに、 それに応じられるというのが理想的だ | 自ら進んで、善意で誰かに何かをしてあげるとき、 相手の状況を読み、 | 2007-06-01 |
人から期待され、信頼されるのはいい。 しかし、それに応えようとするばかりに、 自分を殺してまで… | この本では、人からの期待や信頼というものを、 知らぬ間に過剰に受け | 2007-05-24 |
人は、本当にそのことを考えているときには、 軽々しく語らないものだ。 アドバイスにしても簡単 | 話を聞いていて、 かけることばが見つからないことがある。 相談をされ | 2007-01-31 |
パーティの自己紹介でも、単に名前や現在の職業、 あるいは読書や映画鑑賞といった通りいっぺんの趣味を | 私は、たくさんの人の前での、 自己紹介とか、スピーチがとても苦手だ | 2007-01-30 |