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出典名: | ほっとする禅語70 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 古典・悟り | ||
副題: | 読んで、見て、癒される70語 | ||
著者: | 石飛 博光 , 渡会 正純 | ||
訳者: | |||
出版社: | 二玄社 | ||
本の内容: | 大本山總持寺祖院(そうじじそいん)副寺の住職の著者が、わかり やすく「禅語」を教えてくれます。 へぇ、こんな意味だったのか、とか、こんなことばがあるのか…な どことばを知り、その意味を知ることができます。 例えば、こんなことばと話が載っています。 「明珠在掌」(みょうじゅたなごころあり)と読みます。 これが、どんな意味があるかと言うと、 「眉間にシワが寄ってますよ、何が不満なのですか? あなたは自分の持っている宝にぜんぜん気づいてない。どこにあ るかって?その手の中にです。もう掴んでいるのですよ。 明珠とは、計りきれないほどの価値ある宝です。それがあなたの 掌にあると教えてくれている言葉です。まだ気づきませんか? あなたはどこか遙か遠くに宝があると思って、一生懸命それを探 しに行こうとしている。ここにはないんじゃないか、故郷におい てきたのか、日本ではないのか、この仕事を続けても宝には到達 できないのではないか。この人と一緒にいてもだめなのか… あなたは自分の掌を見ようともせず、まだ遠くに取りにでかけよ うとしている。 でも、お坊さんだって自分が宝を持っていることに気づくために 修行を重ねます。 自分をよく知ることは簡単そうにみえますが、かなりむずかしい ことなんです。」 その他、こんな禅語が載っています。 ◎我逢人(がほうじん)人と逢うことから全てがはじまる ◎知足(ちそく)何もかも足りているでしょ?すぐに気がついて ◎遍界不曾蔵(へんかいかつてかくさず) よく見れば見えます、真実 ◎本来無一物(ほんらいむいちもつ) 心を曇らせているのはあなたの妄想 ◎曹源一滴水(そうげんのいってきすい) 一滴の水が大河となる可能性 とても好きな本です。何かあるたびに、読み返してみると、気づき や謙虚な気持ちになれます。澄んだ気持ちになれる本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
千のことばより実行 美しくあでやかな花でも、 香りのないものがあるように、 よく説かれたことば | 実行せずに、実りはなく、 実行せずに、心に気づく言葉を発することは | 2011-12-16 |
なぜあなたの意見が通らないのでしょう。 なぜあなたの思うようにならないのでしょう。 それはたぶん | 禅語では、このようなことを、 「白馬入蘆花(はくばろかにいる)」 | 2011-12-15 |
世の中、頭のいい人が幸せになると限らない。 経験を積んだからなんでもうまくいくとも限らない。 頭 | 「知っている」こともあれば、 「知らない」こともある。 これは、当然 | 2006-11-26 |
「和敬清寂」わけいせいじゃく キュウリとしらすの和え物は、それぞれの味が 引き立って美味しい | 今日は「禅語」から。 「禅語」というと、むずかしい、わからないとか | 2006-10-14 |