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出典名: | 誰もやらない。だからやる |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 仕事・マーケティング | ||
副題: | 世界を制した町工場の独創力・行動力 | ||
著者: | 白木 学 | ||
訳者: | |||
出版社: | 祥伝社 | ||
本の内容: | 日本が誇る町工場のすごさを教えてくれる本です。 株式会社「シコー技研」って聞いたことがありますか?世界でここ でしか作り得ない超小型モーター(小型パソコンなどに使われて いる)を開発生産し、超一流企業のインテルを始め、コンパック、 モトローラーなどと取引している神奈川県にある町工場です。 この会社では、超小型モーターの開発技術において、新方式を次々 と発見し、独創的なアイディアによって生み出されたモーターは ライバルの追随を許さないものを作り続けています。 その「シコー技研」の白木学社長の哲学や、仕事に対する心意気な どが、びっしりと書かれている本です。 例えば、こんな話が書いてあります。 「世界オンリー・ワン製品であるということは、世界中を探しても ライバルがいないわけだから、世界一であることを意味する。 私はこれまで、つねにひとつの仮説のもとに開発を進めてきた。 独創的な技術や原理というものは、たとえ、現時点では理解され なくても、理論的に正しい限り、いつの日か、必ず市場全体を 左右する中心的技術として受け入れられ、大ヒットを記録する… 誰も考えつかなかったことを発見し、誰も実現できなかったもの を形にしないようでは、エンジニアとして少しも面白くないし、 意味がないではないか。私は、いつでもそう考えて仕事をして きた。(略) 私は、技術において絶対に「人マネをしない」ことを信条にして いる」 ものすごい、心意気と実行力に驚かされます。 でも、この本を読むと何だかとても元気がわいてきます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
私たちのような小兵力士が横綱と闘おうとしたら、 頭を使い、創意工夫をこらし、まったく独自の | この本を書いたのは「シコー技研」という 知る人ぞ知る日本が誇る町工 | 2006-10-05 |