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出典名: | アダム・コンプレックス |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 男女・恋愛 | ||
副題: | 自己発見のための男性心理学 | ||
著者: | ヴォルフガング・E. レーマン | ||
訳者: | 新田健一 | ||
出版社: | 勁草書房 | ||
本の内容: | ドイツの臨床心理学者の著者が書いた、男性のための男性心理学、 新しい男性のあり方についての本。男性心理について書かれた本は 珍しいと思います。自分を知るための心理テストもあります。 著者は、多くの男性カウンセリングをしてこう感じます。 「私の男仲間でも「実を言うと、今の自分が嫌で変えたいんだが」 と本音を洩らす者がほとんどだ。(略) 次の4項目が実行できれば、それで済むことなのだ。 ○男として、考え感じたままを実現すること ○強さだけでなく、弱みを自覚すること ○他人への攻撃をやめて、自己意識の確立に努めること ○世間からどう見られているかではなく、本当の自己を理解 すること」 しかしながら、自己同一性を新しく変えるのは、女性より男性の方 がむずかしく、簡単に自分自身を変えることができないと言う。 「男であること」は、素晴らしいことだが、「男としての生き方」 に生きづらさを感じるなら、この本を読むことによって、楽になる かもしれないと、この本では言っています。 例えば、こんなことが書かれています。 ■男の気負いはもう古い ■己を知るための心理テスト ■自分を生かすということ ■男の弱みは女の強み ■性生活に関する6つのテーゼ ■男のコミュニケーション ■男のこころの病い ■メディアを呪うべきか ■二度とあばら骨を引き抜かれるな 女性の私には、少し理解が出来づらいところもありますし、ああ、 そうなのかと腑に落ちるところもたくさんありました。とはいえ、 男女の違いがしっかりとわかるので、男性心理をもっと深く知りた いと思っている女性にもおすすめです。 この本を読んで、男性がどう感じるか…とても興味があります。 読んだ方がいたら、ぜひ、感想を教えてくださいませ(笑) |