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出典名：	からだに聞いてこころを調える
おすすめ度：	※おすすめ度について
本のカテゴリ：	病気・体
副題：	だれにでも、今すぐできる瞑想の本
著者：	ジョーン・ボリセンコ
訳者：	伊東 博
出版社：	誠信書房
本の内容：	アメリカの「精神神経免疫学」の開拓者のひとりであり、細胞学者、 サイコセラピストでもある著者が、瞑想について様々な角度から 教えてくれる本です。1990年代のアメリカで瞑想ブームに火をつけ た本でもあります。 この本の元になっている考え方は「人間はすでに完全なのだ」なの で、自分の「からだに聞いてこころを調える」ことをすること、そ のために瞑想がいいとすすめています。 著者はこう言っています。 「疑惑と恐怖の心を削り取っていけば、私たちが生まれながらにし 　てもっているこころの平和があらわれてくるのです。平和なここ 　ろの核心を見つけると、からだはその全体性を取りもどし、身体 　的な制約にもかかわらずよき生をいきることができるのです。」 例えば、こんなことが書かれています。 　◎「こころ・からだ」のプログラミング 　◎不屈のこころ…無力感の克服 　◎瞑想のプロセス 　◎腹式呼吸の練習 　◎全身リラックス・シリーズ 　◎精神の集中…行動しながらの瞑想 　◎こころのわな…二重の危険 　◎日常生活における枠の組み換え 　◎自分の情動スタイルを理解する 　◎許しの意味 　◎エイズと闘うサム氏の物語 この本では、瞑想の仕方だけでなくて、精神生活全体の見直しや、 自己発見などの心理学的な要素も多く、少し専門的なので、少し心 理学に知識がある方、積極的に「瞑想」に取り組みたいと思う方に おすすめです。