ことば探し
★私は、今、豊かさを受け入れ、十分楽しみます★

■本の検索■

出典名: なぜか「一緒にいてほっとする人」のこころの習慣
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人間・人間関係
副題: “歩く速さ”で生活している人は、楽しみ上手! 
著者: 斎藤 茂太  
訳者:  
出版社: 青春出版社 
 
本の内容: 精神科医で医学博士の著者が、人生を豊かに楽しく生きるヒントを
いろいろな角度から教えてくれます。一緒にいてほっとする人は、
そういう生き方していて、心の内面が満たされているからこそ、
相手の心を癒すことができるのだと言うことです。

著者はこう言っています。
「忙しくがんばる人たちの周囲には、つねに張り詰めた空気が
 ただよっています。そして、まわりにいる人は、みな息苦しく
 なります。全力疾走で何かをがんばるという行為は、多かれ
 少なかれストレスを生み、まわりを疲れさせてしまうのです。
 
 では、まったく逆のタイプの人を思い浮かべてみましょう。
 一緒にいるだけで周囲の空気を和ませる人、顔を思い出した
 だけでなぜか気持ちが「ほっ」とする人が、たぶんあなたの
 そばに、ひとりやふたりはいると思います。(略)
 その周囲の人を和ませるそのオーラはどこからやってくるので
 しょうか。
 私は、そのヒントが生き方への「歩く速さ」にあると考えて
 います。」

ということで、この歩く速さを少し緩めて、ゆっくり大地を踏み
しめて歩いてみることをすすめています。

例えば、こんな話が書かれています。
1.なぜか人を疲れさせる人、もっと一緒にいたくなる人
2.“ほっとする人”が持っている魅力の共通点
3.“自分のペース”が変われば、新しい出会いがある
4.笑うときは笑い、泣きたいときは思いきり泣いてみる
5.肩の力が抜けて、“ほどほど”を楽しめる生きかた
6.1日ひとつ、素敵な自分が見つかる心の習慣の幸せ


人生に疲れたとき、自分の生き方を見直してみたいとき、気軽に
手に取って読んで欲しい本だと思います。
むずかしいことは書かれないし、身近な事例も豊富ですんなりと
読めると思います。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「ああ、忙しい、忙しい」 「あれもこれもやらなくちゃ」 とがんばっている人の近くにいると、 見 「忙」という字は、心を亡くすと書く…と よく言われるけれど、本当に 2008-10-05
「ストレス」は英語でつづると「stress」です。 面白いことにこの「stress」の6文字は、そ 「よく身体を動かし、よく旅をし、遊びを楽しみ、  よく食べ、よく眠 2008-09-20
自分自身に対する要求水準も、高くするほど窮屈になり、 低く設定するほど気がラクになります。 この本に、こんなことも書いてあります。 「さまざまな人間関係のトラ 2006-11-15
皮肉なことに、 何かを一生懸命がんばっている人ほど、 一緒にいる相手を疲れさせる傾向がみられるよ 自分が無理してがんばっていると、 自分ががんばっているのだから、 回 2006-07-19

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

「ことば探し」トップページへ ▲このページのトップへ