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本のカテゴリ：

心・心理学、心の病

副題：

魂といのちのカウンセリング詩

著者：

六浦基

訳者：

出版社：

広池学園出版部

本の内容：

カウンセラーでもあり、カウンセラーの指導者でもある著者が、
クライアント（来談者）の話しに耳をかたむけ、その叫びと気づきの
言葉を詩にした、心にまっすぐ届いてくる本。

とくにこの詩集は、
「閉じこもりの原因になっている悩みや問題を、来談者が語られる
　ままの言葉でまとめた。カウンセリングやグループワークで、
　赤裸々に表現されたいのちの叫び、魂の叫びと言ってよい。
　その過程を経て人は成長し甦る。洞察の言葉は、人生への珠玉の
　ような指針を示す。
　それらを、私なりに詩の形にしたものだ」
ということで、著者の思いがストレートに伝わってくる詩集です。

例えば、「なんかええことあるの」という詩があります。

　　頭わるいです
　　不安のかたまりです
　　何もできません
　　何をやってもダメなんです
　　顔もみにくいし
　　スタイルもわるいです
　　自信のあるものありません

　　そうかあ
　　あんたは　
　　自分が動けんようになる呪文かけるのが、
　　得意なんやなあ

などなど、とても心にまっすぐに響いて来る詩が、いっぱいです。
落ち込んだとき、迷ったときに、静かに読んでみてはいかがでしょう。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
そんなに急いで決めつけるなそんなに急いで結論づけるなそんなに急いで答えを	これは「そんなに急いで」という詩である。私なりにさらに付け加える�	2008-05-25
「なんで」なんでそんなことするのなんでちゃんとできないのなんで言う通りにしないの	もう一つ、今日は詩を。　「わたしの「たら」」　わたしが美人で	2006-06-08