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出典名：

幸福セラピー

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本のカテゴリ：

人生・生き方

副題：

つい誰かに話したくなる５１のエピソード

著者：

グレン・ヴァン・エカレン

訳者：

桜田直美

出版社：

ディスカヴァー・トゥエンティワン

本の内容：

「こころのチキンスープ」なども執筆している著者が書いた、
「豊かな人間関係を築く47のステップ」の本の中から、
いい事例やエピソードやたとえ話などをまとめて書いてある本。

例えば、こんな話が書いてあります。
「アーネスト･ヘミングウェイの『The Capital the World』という
　短編の中に、スペインに暮らす父と息子が登場する。
　不幸な出来事の積み重ねで、親子の関係が悪化し、とうとう２人は
　仲違いしてしまう。
　少年は家を飛び出し、父親は、反抗的であっても愛する息子を
　捜そうと虚しい努力を続ける。
　
　やがて万策尽きた父親や、マドリードの新聞の尋ね人欄に広告を出す
　ことにした。息子の名前はパコ、スペインではよくある名前だ。

　「愛するパコ。
　　明日の正午、マドリードの新聞社の前で会おう。
　　すべて許す。愛している」

　翌日の正午、その新聞社の前には、許しを求める８００人の
　「パコ」が国中から集まった」

などなどの、ぐっと来る話や、ひねった話し、心に残る話が５１ほど、
書かれています。短編なので読みやすく、すぐに読めると思います。

「豊かな人間関係を築く47のステップ」が絶版になり、手に入れにくい
本なので、この本を読んでみるのもいいかもしれません。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
チャーリー・ブラウンは、「何をやってもうまくできない」症候群に苦しんでいた。ルーシー	思わず、笑ってしまったことば。ここまで言われたら…笑うしかないな�	2006-10-07